私たちグッドソイルグループは、8年を費やし「理想の土(グッドソイル)」を作り上げました。理想の土は、多様な微生物の働きによる空気をたくさん含んだフカフカな土で、健康な作物を育てることができます。そのプロセスにおいては、厳格な基準をクリアした植物性有機発酵堆肥(バーク堆肥)と東京大学大学院農学生命科学研究科・田之倉優名誉教授の科学的な土壌分析とサポートが欠かせませんでした。
なぜ、私たちはここまで土にこだわるのか。それは「土こそが農業の根幹」——そう信じているからです。
本当に美味しいお料理は、食材そのものが美味しいのですが、そこには土が大きく関わっています。人の場合、胎児はお母さんの血液から、赤ちゃんは母乳やミルクから栄養を得ます。植物の場合、母なるものは土です。土は栄養源となるだけではなく、植物の育つ環境そのもの。根の生えやすさや水はけの良さまでも土が左右するのです。
- どのような環境で
- どのような肥料を
- どのような成分を解析すると
作物に必要なバランスの取れた理想の土となるのか——その答えを私たちはようやく手にしました。
しかし、一般の畑から理想の土を作るには5年という歳月を要します。多くの畑は長年、化成肥料を使用しているため、残留窒素分が多かったり、微生物が少なく固い土だったり、そのままでは植物の成長のためのバランスを欠いた状態にあります。それらの土を、有機栽培にこだわり、酸素と微生物を含んだ良い土壌へと改良するためには、どうしても時間がかかってしまうのです。
田之倉教授監修のもと、土壌分析を継続して行い、科学的にも裏打ちされた理想の土作りを進めています。私たちのフカフカの土は、分析によっても土壌微生物相が豊かで、栄養価の高い作物が育つことが示されています。
グッドソイルグループの商品は、すべてこの理想の土を使用しています。各商品(農作物、加工製品)には、それぞれ栽培や調理法等にこだわりがありますが、その根幹にある土にこそ、最もこだわっているのです。