関東支店を開設。農商として新たな拠点展開を拡大。 - good soil group

近年、日本の農業は厳しい局面を迎えています。農家の高齢化と後継者不足、収益性の低下、そして気候変動による生産リスクの増大により、多くの農家が廃業を余儀なくされています。特に、農産物価格の低迷やコストの上昇、労働力不足が経営を圧迫し、全国で耕作放棄地が増加しています。

こうした課題に対応するため、グッドソイルグループは関東圏で5月1日から、茨城の3.1町の農地で白茄子と唐辛子の植え込みをスタートいたします。これまでのレモン農園と同様、手で丁寧に一本ずつ植え付けています。

さらに今回は、「関東支店」を設立。ただの農業では終わらせない。“農”を起点に、加工・流通・ブランド展開・雇用創出へとつなげる、農商として産業スタイルの展開を目指します。

地方の農地を再生し、環境に配慮しながら、次世代に誇れる“日本発の食と農の産業”を築いていきます。

作業日誌

🍆 白茄子の特徴

✔ 色

  • 名前の通り、果皮が白いのが最大の特徴。
  • 見た目が美しく、他の野菜と組み合わせると料理が映える。

✔ 皮の柔らかさ

  • 紫のナスよりも皮が柔らかく、加熱するととろけるような食感
  • 皮まで美味しく食べられる。

✔ アクが少ない

  • 通常のナスに比べてアクが少なく、下処理がほとんど不要
  • サラダや浅漬けなど、生食にも向いている品種もあり。

✔ 実の締まり

  • 果肉がしっかり詰まっていて、油との相性が抜群
  • グリル、ソテー、揚げ物など、加熱料理に向いている。

✔ 味わい

  • 甘みが強く、クセが少ない。
  • 素材の味を活かした和食・洋食・イタリアンにもよく合う。

🌶️ 唐辛子4種のおすすめ例と特徴

① 伏見甘長(ふしみあまなが)

  • 🔥 辛さ:辛味はほとんどなく、甘みと爽やかな風味。
  • 🇯🇵 京都の伝統野菜。肉厚で甘みがあり、さまざまな料理に合う。
  • 🍜 油炒め、焼きトウガラシ、天ぷら、煮物などに利用。

② 万願寺唐辛子(まんがんじとうがらし)

  • 🔥 辛さ:ほぼ無い(甘唐辛子)
  • 🇯🇵 京都の伝統野菜。見た目はししとうに似ていて、肉厚でジューシー。
  • 🍳 焼き物や煮物に向き、和食や創作料理でも人気。

③ ホットパラソル

  • 🔥 辛さ:基本的に弱く表現されている。
  • 🇯🇵 果皮がしっかりしていて、曲がり果が少ない。
  • 🍳 青果は炒め物などとして、乾果は辛味の少ない乾燥トウガラシとして利用。

④ ホットパラソルEX

  • 🔥 辛さ:非常に強い辛み。
  • 🇯🇵 果皮色は鮮緑色で、着色果は鮮やかな赤色。
  • 🌶️ 青果はゆず胡椒として、乾果は漬物等の香辛料として利用。
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